皆様のご支援のもと開院して早くも1カ月が経ちました。開院当初はなかなか不慣れだったスタッフも日々の努力の結果、種々手際よくこなせるようになってきております。
今回は、検査件数が増えつつあり、受診された患者さまより好評を得ている経鼻内視鏡についてご案内致します。
以前に口からの胃カメラを経験された方はご存じだと思いますが、胃カメラ検査中に喉の違和感が強く、「オエッ！オエッ！」と激しいゲップのため辛い思いをされた事はありませんか？
これは舌根部と呼ばれる舌の付け根の部分が、口から挿入した内視鏡により圧迫されて起こる咽頭反射によって引き起こされる現象です。経鼻内視鏡は、その挿入経路から舌根部にふれることなく胃にカメラを入れることが出来るので、この咽頭反射が起こりません。苦痛なく検査が行えるので、検査中も普通にお話ししながら、医師や家族の方と一緒に胃の内部を映し出すモニターを見ながら検査を進められます。
もちろん麻酔をかけて眠りながら検査を行う事もできますが、それでは経鼻内視鏡のメリットがなくなってしまうため、あまり勧めできません。
検査時間は約7分程度で、鼻と喉の麻酔のみで行えますので、来院してから検査終了までは約30分です。
以下に検査の流れを記しますので、“お腹が痛い“”胃がもたれる“”胸やけがする“食欲がない”など症状のある方や、胃癌検診検査も随時行っていますので何も症状のない方でもお気軽に御相談下さい（検診には健康保険は使えないのでご注意ください）。 ご不明な点はお電話にてお問い合わせ下さい